設立趣旨及び定款
IT革命として進展してきた情報通信技術は、21世紀を迎え益々高度化し、インターネット等の情報サービスは、我々の生活様式を大きく変えつつあります。
政府においては、世界最高水準の高度情報通信ネットワークの形成を目指すとともに、情報通信技術を活用した行政及び国民サービスの情報化を推進しているところであり、基本インフラとなる光ファイバー情報ネットワークの整備を最優先に取り組み、大規模自然災害に備えた危機管理体制の強化、防災情報の共有化、日常の河川・道路情報サービスの高度化、活力ある地域づくりに資する地域情報化の支援、コミュニケーション型行政等の諸課題について積極的な取り組みが求められています。
また、情報通信技術やコンテンツ開発においても、今後ますます重要な社会的インフラストラクチュアとして整備発展が見込まれ、この結果、教育・労働・行政・金融・商業・医療など、あらゆる分野でIT技術を駆使したシステムが広く用いられるようになることが予想されています。
一方で、コスト等の理由により、情報通信技術を導入できない団体や市民も少なくありません。
我々は、できるだけ多くの団体や市民に情報通信技術を積極的に活用してもらうため、情報通信技術による様々な課題解決策の調査・研究・企画・開発、その他関連する事業を行い、住みやすい地域社会づくりに寄与したいと考えています。
これらの事業を継続的に活動していくためには、社会的に認められた公の組織にする必要があると考え、特定非営利活動法人「M3rd」を設立することとしました。多くの方々のご理解とご支援を必要とする本事業に賛同いただけますよう邁進することを決意して本会の設立趣旨といたします。